チャットレディが確定申告をしないリスクは高い
確定申告は自分の所得から発生する税金を計算し、税務署に申告と税金を納める手続きです。
チャットレディで働く人も一定の取得を得ている場合は提出が必要であり、未申告だと税務調査が来る場合があります。
唐突に調査は行われるので、どういう理由でやって来るのか、またどう対処すればいいのか事前に知っておくことが大事です。
今回はチャットレディ向けに、税務調査が来るケースや安全に働く手段を解説します。
税務調査が来るとどうなる？
税務調査は、未申告だけではなく、申告済でも訪れる可能性があり、誰にでも起こり得ることです。
しかし、突然調査員が訪れると、チャットレディも驚いてしまうでしょう。
チャットレディの場合、2つのパターンで調査が行われるので、その経路からご紹介します。
代理店に来る
脱税など、悪いことをする会社に来るイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。
実は申告をしている会社や、チャットレディの代理店でも、調査員が来るケースは多いです。
ただし、何年もわたって帳簿にミスがある時や隠蔽・改ざんなどが疑われると、調べる範囲は大きくなり、所属のチャットレディにまで及び可能性があります。
調査内容や結果は、代理店の信頼度が大きく関わってきます。
そして、調査の中で未申告が発覚すれば、重大な罰則を受けなければなりません。
しかし、契約書や領収書の管理が行き届き、しっかり申告されていれば税務署より「優良申告法人」と認められます。
そうなると、調査の頻度は減り、調査範囲も大きくなる心配はありません。
そのような代理店は、顧問税理士を雇い、きっちりと税務管理が行われているので働く人も安心です。
個人に元に来る
調査員が直接チャットレディの元に訪れるパターンもあります。
主に、どこにも属さず個人でやっているケースがほとんどで、目的も申告ミスや書類の不足の確認なので、悪質な行為がなければ身構える心配はありません。
個人に行われる場合、過去3年間の帳簿や取引記録をチェックされ、何年もミスが続いている際は遡って調査されます。
そこで未払いの税金があれば、延滞分の罰金も含めて納税が必要です。
個人の場合、税理士を雇っていないケースが多いので、自分で確定申告する際は帳簿付けのミスに気を付け、重要な書類と領収書はちゃんと保管しましょう。
税務調査に入られやすい時期やタイミングはある？
チャットレディだけではなく、多くの業界に当てはまりますが、税務調査が来るタイミングはまちまちです。
いつ調査が入るか不安に感じる人もいると思うので、行われやすい時期やタイミングについてもご紹介します。
税務調査が行われやすいタイミングとは？
チャットレディに限らず、税務調査が来るタイミングは、まちまちです。
ただ、初回の調査には、複数のきっかけがあるので、見ていきましょう。
チャットレディを始めて3年後①
上記で述べたように、自分が所属する代理店に税務調査が来る場合があります。
また、登録しているチャットレディサイトの運営会社に、調査が入るケースもあるでしょう。
その際、代理店の取引記録と申告内容に違いや隠蔽または改ざんが疑われると、調査はチャットレディ自身に広まります。
チャットレディを始めて3年後②
元々、税務調査は過去3年間の記録から調査が行われます。
また、チャットレディを開始した時点では収入は少ないと考えられ、調査対象になりにくいのです。
さらに、消費税は3年目からの課税となるため、その申告漏れの調査も必要となります。
そういう理由から、材料が揃う3年以降をターニングポイントに実施するパターンが多いです。
確定申告の内容が異なる
主に銀行振込でチャットレディの収入を得ている場合は、収入の金額と申告内容が異なると調査が行われます。
税務署は調査のために個人の口座情報を取得することが可能です。
意図的な隠蔽は違反となるので、絶対にやめましょう。
ただのミスであれば、訂正と修正ができるので、早いうちに手続きを行ってください。
コメント